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匹夫も志を奪う可からず

ひっぷもこころざしをうばうべからず


[匹夫も志を奪う可からず]
“匹夫”は身分の低い平凡な男のこと。「三軍も帥を奪うべし、匹夫も志を奪うべからず」という詩の後半の部分で、大軍にはそれよりも優勢な軍で当たれば勝つこともできるが、たとえ一人のつまらない者といえども、その意志が堅固であれば、いかなる誘惑をもってしてもそれを変えさせることはできない、という意味。人の志は尊重しなければならない、という意味でもある。