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半面の識

はんめんのしき


[半面の識]
「半面」は顔面の半分ということ。中国、後漢の時代、“応奉”という人物が車大工の家を訪ねた際に、扉から顔を半分のぞかせただけの車大工の顔を覚えていて、数十年後に町で見かけたときに声をかけた、という話しから、ほんのちょっと会っただけの人の印象や特徴を明確に記憶している、というたとえ。また、顔を合わせたことがある程度の関係、という意味。