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杯中の蛇影

はいちゅうのだえい


[杯中の蛇影]
酒宴に招かれて酒を飲もうと杯を手にしたところ、杯に蛇の姿が映っていたので、驚いたあまりに病気になった、という昔の中国の話から、一度疑いだすと何でもないものまで気になるものだ、というたとえ。また、蛇の影に驚いて病気になった者も、部屋の壁に掛かっていた弓が反射して映っていたことが原因と分かると、たちまち病気が回復したということから、病は気から、というたとえでもある。