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マタタビ・木天蓼

またたび


[マタタビ・木天蓼]
木天蓼。疲れた旅人がこの香で元気になり、「また旅」を続けたからという説、長い実と平たい実の二つなるところから、「マタツミ」の義とする説、「ワルタダレミ(悪爛実)」→古名「ワタタビ」→「マタタビ」と転じた説などがある。また、アイヌ語の「マタ(冬)タムブ(カメの甲)」が転訛した説もあり、「マタタムブ」は虫えい果の意で、漢方で実の虫こぶを鎮痛薬にするところから。初夏に梅に似た白い花を咲かせることから、別名「なつうめ」。