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サンショウ・山椒

さんしょう


[サンショウ・山椒]
山椒。漢名「山椒」からの借用で音読みしたもの。｢椒｣は匂いがよいの意があり、山にある香り高い実がなる木の意から用いたとされる。だだし中国では「サンショウ」は「花椒」と書く。日本古来からの香辛料の一つで、古名「ハジカミ（椒）」とも呼ばれた。ハジカミの語源は、辛くて「歯（ハ）シカム」が転じた説、果皮が｢ハゼ｣て割れ、「辛み（カラミ）」の種子を見せることからとする説や「カミ」は味が似ていることから韮（ニラ）の古名「カミラ」の略とする説などがある。⇒「ショウガ」。