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ケシ・芥子

けし


[ケシ・芥子]
芥子。罌粟。実が芥子(アブラナ科のカラシナ)とよく似ていることから、足利時代に芥子の名称を流用したとされる。細かいという意の「コ」が転じ「ケ」となり、「子(し)」は植物の実を意味するとする説、芥子を誤用したことから「芥子(カイシ)」を誤ってケシと呼んだ説がある。漢字表記「芥子」は本来カラシナを指す。「罌粟」は、実の形が罌(もたい)に似ていて、種子が粟(あわ)に似ていることから。なお、同種には小型でかわいい芥子の意で「雛芥子(ヒナゲシ)」などがある。