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カイツブリ・鳰

かいつぶり


[カイツブリ・鳰]
鳰。水に潜り、水草を土台にして水面に浮き巣をつくるのことから、「カイ」は水を「掻(カキ)ツ」、「ツブリ」は「潜(ムグ)リ」の転からとする説、「カイ」は「たちまち」、「ツブリ」は水に潜る音とする説などがある。古名「鳰(にほ)」は、「入(ニフ)鳥」の意とする説がある。漢字表記「鳰(ニオ)」は国字で、水に「入」るのが得意な鳥であることを表す。同種には、夏羽の冠羽を冠に見立てた「カンムリカイツブリ」などがいる。