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ナマコ・海鼠

なまこ


[ナマコ・海鼠]
海鼠。古くは、単に「コ(海鼠)」と呼ばれ、後に干したものを「煎海鼠・海参(イリコ)」と呼ぶのに対し、「生(ナマ)の海鼠(コ)」の意とした説、ヌルヌルしていることに由来し、「滑(ヌメ)凝(コリ)」や「滑(ナメリ)海鼠(コ)」が転じた説などがある。漢字表記「海鼠」は、棘皮をもつ後姿をネズミに見立てたとする説、ネズミのように、夜に活動し海底を這い回るからとする説がある。中国名「海参」は、強精の薬効が人参に匹敵することに由来する。また、形がキュウリ状であることから英名は「sea cucumber(海のキュウリ)」