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タイ・鯛

たい


[タイ・鯛]
鯛。スズキ目・タイ科の総称。狭義にはタイ科の真鯛を指す。真鯛が美味で美しいことから魚の王様と呼ばれ、それにあやかりタイことから「鯛に似ている赤い魚、美しい魚、美味しい魚」の意で「タイ」の名が付いた魚は約200種とされ、本当のタイ科の魚は13種程度しかいない。鯛の語源は、体が幅広い楕円形の平らな魚であることから「平魚(タヒラウヲ)」が転じた説、七福神の一人恵比須が釣る魚であることから「目出度(メデタイ)」の義とする説などがある。なお、朝鮮語「トミ」と同系語で、それが訛ったとする説もある。漢字表記「鯛」の「周」には、あまねく、ゆきわたるの意があり、祈る様を示すとされる。