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ザリガニ

ざりがに


[ザリガニ]
蝲蛄。喇蛄。甲殻綱十脚目ザリガニ下目のエビ。後方に移動する「去る蟹(サルガニ)」、または退き逃げることから「卻行蟹(シザリガニ)」が転じた説、砂礫にいることから「砂利蟹(ジャリガニ)」が転じた説、座ったまま歩くように見えることから「イザリガニ」が転訛した説などがある。また、一説には体内で生成される胃石を仏舎利に見立て「シャリカニ」が転じたとも。古くは、漢字表記「喇蛄」で、中国語に由来し、「喇(ラ)」は梵語に通じ、チベット仏教と繋がる、「蛄(コ)」の「古」は固いの意で、固い虫を指すとされる。なお、「蝲」は国字。⇒「エビ」・「カニ」。