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コチ・鯒

こち


[コチ・鯒]
鯒。扁平な体が、束帯着用の際に公家などが持っていた細長い板・「笏(コツ・シャク)」に似ているから、「コツ」が転じたとされる。漢字表記「鯒」は国字で、「甬(ヨウ)」は、跳(とぶ・はねる・おどる)→踊(おどる)に通じるか。また、砂地に潜入している様から「?」とも書く。なお、日本では「笏」は、字音「コツ」と「骨」が同音になるのを避け、笏の長さが1尺ぐらいあることから「尺」の音を借用し、「シャク」と読んだ。