修正依頼



山形仏壇(山形県)

やまがたぶつだん【伝統的工芸品】


[山形仏壇(山形県)]
元禄年間、寺院建立のため京から招いた仏師や宮大工が仏壇作りの技法を伝えたのが始まりとされ、享保年間には、江戸で学んだ木彫り技術を中心に、漆塗師、蒔絵師、金具飾職人などを統合して産地を形成していった。木地・宮殿・彫刻・金具・塗装・蒔絵・箔押し・仕組の七つの工程があり、それぞれの職人による緻密な技巧が総合的に結集されて作られる。金箔を施した荘厳で重厚な輝きや宮殿の優雅さ、彫刻の豪華さなどに加え、堅牢な品質が特長である。