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山形鋳物(山形県)

やまがたいもの【伝統的工芸品】


[山形鋳物(山形県)]
肉薄で繊細な肌合いが特徴の鋳物。平安時代、源頼義が奥州平定のため山形に転戦した際、従軍した鋳物師が馬見ケ崎河畔の砂と土質が鋳造に適しているのを発見し、この地に留まったことが始まりとされる。その後、最上義光が城下町を造って鋳物師を保護してから産地として発展していき、明治の末期に800度の高温を加えて錆びない鉄瓶を作ることに成功して知名度が上がるようになった。紋様押し、肌打、金気止などのさまざまな伝統的手法が受け継がれている。