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彦根仏壇（滋賀県）

ひこねぶつだん【伝統的工芸品】


[彦根仏壇（滋賀県）]
滋賀県彦根市及びその周辺で製造される金仏壇の総称で、泥絵（どろえ）の盛り上り蒔絵（まきえ）を特長とする。井伊家三十五万石の城下町で伝承されてきたものだけに、鎧兜、刀剣などの武具師や細工師、漆工などの技術がそのまま生かされている。豪華で荘厳な作りも特長の一つで、欅の荒い木目を生かした木目出し塗りなど高級素材をふんだんに使った仏壇は、大型金箔仏壇の高級品の代名詞ともいわれる。