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能登キリコ祭り

のときりこまつり【祭り】


[能登キリコ祭り]
主に7月から10月に掛けて夏祭り・秋祭りとして能登半島各地で行われる祭りで、神輿(みこし)のお供にキリコと呼ばれる高さ数メールの巨大な御神灯が氏子たちによって威勢よく担ぎ出され、道中を練り歩きます。形は直方体の行灯(あんどん)状で、四面に張られた白い和紙に文字(浮き字)や紋、絵(武者絵など)が描かれ、明かりが灯されるとそれらが幻想的に浮かび上がります。また、大勢で担ぐための長い担ぎ棒(カタネ棒)が付き、ボンボリや幕、しめなわなどの装飾が施してあります。大きさは、高さ12メートル超、重さ2トン、100人以上の担ぎ手を要する巨大なものから、幼児が担ぐ可愛いものまで大小さまざまですが、現在は、電線などの関係から高さ4~5メートルほどのキリコが多く見られます。