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西陣織(京都府)

にしじんおり【伝統的工芸品】


[西陣織(京都府)]
京都の先染め織物をまとめた呼び名で、西陣は、応仁の乱時に西軍が本陣を置いたことからつけられた京都の地名。応仁の乱後に、この地に多くの織物職人が住んだことから西陣織と呼ばれるようになった。宮廷文化を中心に織文化の担い手として発展してきたが、応仁の乱より昔の5世紀末からこの伝統が伝えられている。現在では、綴織・縦錦・横錦・緞子・朱珍・紹巴・風通・捩り織・本しぼ織・ビロード・絣織・紬の12品目の織り技法が伝統工芸品の指定を受けている。