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鳴子漆器(宮城県)

なるこしっき【伝統的工芸品】


[鳴子漆器(宮城県)]
現在の宮城県玉造郡鳴子町で作られる漆器で、寛永年間(1624年~1643年)の創業と伝えられている。岩出山藩三代城主伊達弾正敏親が鳴子漆工の振興を図ったとされ、椀や盆などの生活什器が主に生産された。ケヤキやトチなどの天然木材を天然漆で仕上げ、きじろ塗り、ため塗り、むらくも塗り、花塗り、ろいろ塗り、まき絵などの技法で知られている。