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長岡仏壇(新潟県)

ながおかぶつだん【伝統的工芸品】


[長岡仏壇(新潟県)]
17世紀ごろ、現在の新潟県長岡市を中心とした地域に、寺院や社殿などの建築ために各地から集まった宮大工や仏師、彫刻師、塗師(ぬし)などが、冬季の内職として仏壇製造を手がけたことがその始まりと伝えられている。19世紀前半には、長岡藩が行った浄土真宗を保護する政策によって各家で位牌を祭る習慣が定着したことから仏壇が広まっていき、地場産業として成り立つようになった。台座と主体が分かれる組立方式のために、30年から100年経っても塗り替えて再生できるのが特長。