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土佐和紙（高知県）

とさわし【伝統的工芸品】


[土佐和紙（高知県）]
千年余りの歴史があり、「土佐日記」で有名な平安時代の歌人・紀貫之が、延長八年に土佐の国司として入国し、製紙業を奨励したという。良質な原料と豊富な石灰や水に恵まれて盛んになり、江戸時代には土佐七色紙として有名になった。今日では、仁淀川流域の「紙の町」伊野町や土佐市などが主産地となっている。一軒一軒が異なる紙を漉いているため紙の品質に富んでいることも特長の一つ。