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東京銀器(東京都)

とうきょうぎんき【伝統的工芸品】


[東京銀器(東京都)]
純度93%以上の銀を使用し、高度な技術で丹念に施された細工の精緻さが特徴。17世紀後半には銀器職人が存在し、18世紀中ごろには町民の間でも銀製品が使用された。伝統技法による鍛金製品、彫金製品、切嵌(きりばめ)製品があり、鍛金製品には模様打ち、彫金、切嵌の模様付け技法を組み合せたものもある。また、江戸時代から伝わる独自の着色法で彩られる洋食器や酒器、茶器、花器などから帯留めやタイピンなどの装飾品まで、日常生活に密着した製品群は堅牢な銀器の特徴が生かされている。