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つる【言葉・自然・動物】


[鶴]
ツル目ツル科の鳥の総称。大形の鳥で、頸(くび)と足が長くて背の高さ1.5メートルに及ぶものもあります。気管がとぐろ状で長く、鳴き声は共鳴して遠方にまで届きます。湿地や草地に編隊を組んで飛来し、穀類や小魚を食べる。繁殖期などに、いわゆる「鶴の舞」を舞います。日本では北海道で留鳥のタンチョウのほか、鹿児島県・山口県などにマナヅル・ナベヅルが渡来します。体形優美で長寿を象徴するなど吉祥の鳥として古くより尊ばれ、民話や伝説などにもよく登場します。