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相撲

すもう【言葉・自然・動物】


[相撲]
腰にまわしを締めただけの力士二人が土俵で取り組む日本の伝統的な競技であり、国技です。もとは、儀礼や神事として行われていたため現在も儀式的な要素を多く残し、土俵の神に身の清らかさを示し正々堂々と戦うことを誓う幕内力士・横綱の土俵入り、取組、弓取り式まで伝統ある儀式にのっとって進行します。力士は、各相撲部屋に所属し、師匠である親方の下で毎日稽古し、ちゃんこ鍋を食べ、心、技、体を鍛えます。試合は、一方が土俵から出るか、体の一部が地面につくまで戦い勝負を決め、勝者は行司から勝ち名乗りを受けます。大相撲の興業は年六回行われ、その模様はテレビで中継されます。近年、外国人力士の活躍や積極的な海外巡業によって、日本の伝統を伝える大相撲人気は国際的なものとなっています。