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寿司

すし【言葉・自然・動物】


[寿司]
主に酢で調味された飯（酢飯）と魚介類や野菜などを組み合わせた代表的な日本料理です。もともとは腐敗を防ぐための魚の漬物のことでしたが、江戸時代に酢を使うようになり、ご飯を一緒にして食べるようになりました。当時の江戸（東京）で、江戸湾で取れた新鮮な生魚の切身をのせ、手で握ってすしを作ったものが「江戸前ずし」で、現在世界的に日本のすしと言えばこれを指します。握り寿司が代表的ですが、巻き寿司、ちらし寿司、押し寿司、なれ寿司、稲荷寿司など、日本中に様々な種類のすしがあり、その地域の食文化を形成しています。握り寿司店では特有の用語を用い、握り2個で1貫と呼びます。高級感の強かった寿司屋ですが、近年では大衆店化、チェーン店化した「回転寿司」という半セルフサービス型の店舗が普及し、またシャリの自動握り機も普及しています。