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焼酎

しょうちゅう【言葉・自然・動物】


[焼酎]
酒が醸造酒であるのに対し、焼酎は蒸留酒です。日本の税法上においては連続蒸留焼酎(旧甲類)と単式蒸留焼酎(旧乙類)に分けられ、後者は日本在来の伝統的な焼酎です。古くは強い度数から「あらき酒」、「ランビキ(蘭引)」と呼ばれました。蒸留の技術は11世紀にアラビアで開発され、日本では記録によると16世紀頃には作られていました。原料は麦・米・とうもろこし・さつまいもなどが主で、アルコール濃度は高く30~45%ぐらいです。特に西日本では各地に独特の焼酎があり、沖縄の「泡盛」は最も有名です。かつては酒税が政策的に安くされたことで、大衆酒として古くから愛飲されてきました。