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小唄

こうた【言葉・自然・動物】


[小唄]
江戸時代末期に三味線音楽の一つである端歌から派生したもので、歌舞伎や日本舞踊の伴奏で歌われる長唄や義太夫などと比べ、テンポが良く曲が短いのが特徴で、三味線に合わせて洒落や風刺のきいた歌が歌われます。小唄の三味線ではばちを使わず、爪弾いて演奏するのが特徴的です。現在一般に小唄と言えば、室町小歌に対する「江戸小唄」、間(テンポ)が早い「早間小唄」を指します。江戸末期、浄瑠璃は清元でも家元しか曲を作ることが出来ず、また家元以外の人が作曲しても正式な作曲者名義は家元のものになりました。余技である小唄の方は誰でも気安く作れたので作曲の才能のある者は小唄を作るようになりました。明治時代後期に今日のような形になり、現在は家元がたくさんあり、小唄の愛好者も多く、手軽にできる宴会芸としても人気があります。
小唄も今日に引き継がれている邦楽の1つで、三味線に合わせて洒落や風刺のきいた歌が歌われます。江戸時代(1603~1867)の小品の三味線唄である端唄から派生したもので、明治時代(1868~1912)後期に今日のような形になりました。現在では家元がたくさんあり、小唄の愛好者も多く、手軽にできる宴会芸としても人気があります。また、小唄の三味線ではばちを使わず、爪弾いて演奏するのが特徴