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芸者

げいしゃ【言葉・自然・動物】


[芸者]
江戸時代中期頃から盛んになった職業で、舞踊や音曲・鳴物で宴席に興を添え、客をもてなす女性のことで、酒席に侍って各種の芸を披露し、座の取持ちを行います。明治以降、「芸妓(げいぎ)」という呼名が使われており、一人前の芸妓を関東で「芸者」、関西で「芸子」と呼び、見習を関東で「半玉(はんぎょく)」関西で「舞妓(まいこ)」と呼びます。日本髪を結い、着物を着て旅館や料亭に出かけ、唄を歌い、三味線を弾き、日本舞踊を踊ります。娼婦を兼ねた時代もあったため性的なイメージが強いのですが、現在ではむしろ伝統的な芸を受け継ぐ、貴重な職業と見なされる傾向にあります。