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熊手

くまで【言葉・自然・動物】


[熊手]
農業や庭掃除に使われる、短い歯を粗い櫛状にならべた棒を垂直に柄に取り付けた農具で、枯れ葉を集めたり干し草をかき寄せたり、土を柔らかくしたり平らにならしたりなど、いろいろな用途に使われます。熊の手のように爪が広がっているため「熊手」と呼ばれ、現在でも一般に広く使われています。幸運や金運を「かき集める」という意味を込めて、商売繁盛の縁起物として熊手を飾る事があります。この、おかめや招福の縁起物を飾った「縁起熊手」は、主に毎年11月に神社で開催される酉の市などで販売されています。