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からすみ（長崎県）

からすみ【郷土料理】


[からすみ（長崎県）]
承応年間（約350年前）に長崎に伝わった、ボラの真子の塩漬けを乾燥させたもの。薄くスライスして食する。伝わったのはボラではなく鰆（サワラ）の卵だったが、改良され、現在の名高い高級珍味となった。宮中・将軍家の献上品としての歴史を持ち、昔から茶席でも珍重されている。