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香川漆器（香川県）

かがわしっき【伝統的工芸品】


[香川漆器（香川県）]
江戸時代、高松藩主が茶道や書道と共に漆器を奨励したのが讃岐の漆器作りの始まりとされる。その後、香川漆器の始祖といわれる玉楮象谷（たまかじぞうこく）が、中国の漆技術を取り入れて独自の技法を開発し今日の基礎を築いた。技法は、蒟醤、存清、彫漆、象谷塗、後藤塗ほか多岐にわたり、製品も座卓や飾り棚などの室内調度品から、盆、花器、菓子器などの小物類まで広い範囲に及んでいる。