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御柱祭り

おんばしらさい・みはしらさい【祭り】


[御柱祭り]
正式には「式年造営御柱大祭」といい、寅と申の年に行なわれる諏訪大社最大の行事で、長野県の無形民俗文化財の指定を受けた祭りです。起源は平安時代以前とされますが、諏訪大社は、五穀豊穣・狩猟・風・水・農耕の神として古くから信仰されていましたから、それらを祈願するものであったと推測されます。江戸時代以降は、宝殿の造営と御柱の曳き建てが行われていて、樅(もみ)の大木(これを御柱と呼ぶ)を山中から16本(上社本宮・前宮、下社秋宮・春宮各4本)切り出し、長野県諏訪地方の各地区の氏子の分担で4箇所の各宮まで木遣りや喇叭に合わせて曳行し、社殿の四方に建てて神木とする勇壮な大祭です。日本三大奇祭の一つといわれています。