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小千谷縮(新潟県)

おぢやちぢみ【伝統的工芸品】


[小千谷縮(新潟県)]
天然の苧麻から紡いだ細糸だけを使った雪国小千谷の麻織物。始まりは300年以上前といわれ、緯糸に強い撚(よ)りをかけることで涼感を出す独特の「しぼ(ちぢみ)」という小さなシワを作る方法が特徴。昭和30年には昔ながらの技法で作られる小千谷縮は国の重要無形文化財に指定された。現在は、糸にラミー(苧麻を機械紡績したもの)を使って高機で織ったものが手ごろな価格で流通している。