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絵馬

えま【言葉・自然・動物】


[絵馬]
絵が描かれた木の板で、神社や寺院に祈願するとき、または祈願した願いが叶ってその謝礼をするときに寺社に奉納するもので、特に受験の合格祈願に多く使われます。個人で奉納する絵馬は小型で、馬などの絵が描かれていて、余白や裏面に祈願の内容や氏名などを書くようになっているものが寺社で販売されています。奈良時代頃、願い事をするとき馬を献上する風習がありましたが、平安時代からは馬の絵の描かれた絵馬を代用して奉納するように変わりました。通常は五角形(家型)をしていますが、かつて板の上に屋根をつけていたことの名残で、現在は神社によって馬以外の絵のものや様々な形のものがあります。