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越後与板打刃物(新潟県)

えちごよいたうちはもの【伝統的工芸品】


[越後与板打刃物(新潟県)]
新潟県三島郡与板町を中心に生産される与板打刃物の起こりは、上杉謙信の時代に、直江山城守兼続の祖父が春日山から刀剣師を招いたのが始まりといわれる。徳川時代には「土肥のみ」「兵部のみ」として知られ、明治に入り刀工が鉋の製造に着手してその名が全国に知られるようになった。戦国の世より400余年をも鍛えに鍛えられた打刃物として、伝統的に、かんな、まさかり、ちょうな、小刀、彫刻刀など大工道具を中心に生産している。