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羽越しな布(山形県/新潟県)

うえつしなふ【伝統的工芸品】


[羽越しな布(山形県/新潟県)]
山形県鶴岡市関川、及び新潟県山北町で織られている「しな布」の総称で、日本日本を代表する古代織物の一つ。山野に自生する科(しな)、楮(こうぞ)、楡(にれ)、藤(ふじ)、葛(くず)、苧麻(ちょま)などの草木から取り出した繊維で糸を作り、自家用として布に織り上げ衣装や装飾品などに利用してきたものが、昭和に入って地域おこしの運動や素朴な工芸品へのニーズの高まりから生産活動が拡大した。平成17年に伝統的工芸品の指定を受けた。