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砥石城の戦い

といしじょうのたたかい


[砥石城の戦い]
1550年、北信濃方面への兵を進めるため武田信玄が村上義清の砥石城を攻めた戦い。武田軍の兵力は7千、対する城兵は500名余りだったが落城せず、須坂の高梨政頼(たかなしまさより)と村上義清が和睦し、義清自ら2千の本隊を率いて葛尾城から救援に来て挟撃され信玄は退却した。天下一の戦上手といわれた武田軍が完敗したため、この戦は後世「砥石崩れ」と呼ばれた。非常に堅固な砥石城だったが翌年、武田の部将・真田幸隆の謀計により即時落城した。