修正依頼



氷上川継の乱

ひかみのかわつぐのらん


[氷上川継の乱]
782年、氷上川継が、皇位を狙って朝廷の転覆を企図したとされる政変。因幡守・氷上川継の資人・大和乙人が武装したまま宮中に押し入り捕縛される事件が起き、乙人は川継の謀反を自白した。川継は逃亡するが大和国で捕縛され、罪一等を減じられ妻・藤原法壱と共に伊豆国流罪となった。川継の母・不破内親王は淡路国へ流され、連座して舅の参議・藤原浜成、参議・大伴家持、右衛士督・坂上苅田麻呂ら計35名も処罰された。