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身分統制令

みぶんとうせいれい


[身分統制令]
1591年、豊臣秀吉が公布した身分固定に関する3ヶ条の法令。武家奉公人が町人・百姓となり、百姓が商人・日雇いに従事することや主従関係の改変を禁止。文禄・慶長の役のため武家奉公人と年貢を確保する意図があったともいわれ、1592年には人掃令による家数・人数・身分・老若男女の戸口調査も行った。結果的に、兵農分離が確立し、近世身分制度の端緒となった。