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万宝山事件

まんぽうざんじけん


[万宝山事件]
1931年、世界恐慌下、中国東北部(旧満州)の長春に近い万宝山で、朝鮮人農民と中国人農民(満州人)の衝突事件。同地に移住した朝鮮人が水利権・耕作権をめぐり水路工事を強行、中国側は日本の手先の行動として反発、襲撃。さらに日本の警察官とも衝突した。日本は、中国側の不法行為と宣伝、朝鮮半島で中国人排斥の暴動が発生するなど満州侵略気運の醸成に利用した。