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坊ノ岬沖海戦

ぼうのみさきおきかいせん


[坊ノ岬沖海戦]
1945年、太平洋戦争中、日本の水上特攻部隊とアメリカ海軍との戦闘。在沖縄陸軍の総攻撃に呼応し、アメリカ軍の沖縄侵攻の防御を目的に、天一号作戦の一環として水上部隊が突入を企図。日本の象徴でもある戦艦大和と軽巡「矢矧」、駆逐艦「冬月」「涼月」「磯風」「浜風」「朝霜」「初霜」「霞」「雪風」9隻が突撃したが、待ちかまえていた米空母群13隻により、最終的に大和が撃沈され、米軍の攻撃が終息。なお、大和のみは片道燃料の搭載での出航だった。日本軍は、大和以下6隻の艦艇と3700名にのぼる戦死者を出した。日本海軍が立案・決行した最後の水上作戦となった。