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阪神・淡路大震災

はんしん・あわじだいしんさい


[阪神・淡路大震災]
1995年1月17日早朝に起きた兵庫県南部地震による震災。兵庫県淡路島北部を震源地とし、深さ16km、マグニチュード7.2、観測史上最高の震度7の直下型地震で、新潟や鹿児島まで揺れを感じ、太平洋戦争後の日本国内では最大の震災となった。都市型の直下地震のため火災被害も甚大で、死者6434名、負傷者43792名、全半壊家屋は合計約25万棟(約46万世帯)にも上り、被害総額は10兆円規模となり、特に神戸市街地は壊滅状態に陷った。現在は震源となった野島断層を保存する北淡震災記念公園や、神戸市中央区のメリケンパークには崩壊したメリケン波止場を保存する神戸港震災メモリアルパークが整備され、教訓として震災の記録を残している。