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隼人の乱

はやとのらん


[隼人の乱]
713年、大和朝廷が九州南部の支配を目的に、大隅国を造り支配権を強化し律令体制の税体系に組み込もうとしたため、自治を求める隼人族が起した大規模な反乱。反乱はなかなか鎮まらず、720年、朝廷は大伴旅人率いる朝廷軍を平定に向かわせ、漸く鎮圧、以後服属させた。しかし、中央政権は大隈国において平安時代に入るまで班田収授を施行することが出来なかった。