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2信組乱脈融資事件

にしんそらんみゃくゆうしじけん


[2信組乱脈融資事件]
1994年、経営破綻に陥った東京協和、安全の2信用組合の旧2信用組合の元理事長らが背任容疑で逮捕された事件。関連企業や元労相山口敏夫の親族企業などに十分な担保をとらず、総額約380億円の不正融資を繰り返し破綻。山口敏夫が背任容疑で逮捕されたのを始め、高橋治則元東京協和信組理事長らが逮捕され、12人が起訴された。これをきっかけに旧大蔵省の過剰接待なども発覚。バブル時代の金融機関の杜撰さや政治家や官僚との癒着を象徴し、大きな社会問題となった。