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天保の大飢饉

てんぽうのだいききん


[天保の大飢饉]
1836年の全国的な大飢饉。1833年からの連年に及ぶ米の不作に始まり、35年から37年にかけて最大規模化した。徳川幕府は救済のため、江戸市中21ヶ所に御救小屋の設置などを行ったが、多数の餓死者や貧窮者が溢れた。米価を中心に諸物価が急騰、各地で百姓一揆や打ちこわしが頻発し社会不安が広がった。享保・天明とともに江戸三大飢饉の一つ。