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天保の改革

てんぽうのかいかく


[天保の改革]
1841年-1843年、老中水野忠邦が中心となって行った幕府の幕政改革。天保の飢饉や大塩平八郎の乱が起った中で、倹約・風俗粛正、旗本・御家人救済のための借金棒引きのための棄損令、農村復興のための人返しの令、物価引き下げのための株仲間の解散による自由営業の促進などの諸改革を行った。現実を無視した形式的な政策が多く、激しい反対もあり経済の混乱が助長され生活をさらに困窮させ失敗、忠邦は失脚した。