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地租改正

ちそかいせい


[地租改正]
1873年、明治政府による土地・租税制度の改革。土地の私的所有を認め、土地の価値に見合った金銭を納めさせる全国統一の課税制度に改正、政府は安定した収入を確保した。しかし、農民にとっては江戸時代の年貢収入額を維持する重税であり、入会地の多くが官有地に編入されたため、反発した農民が軽減を要求して各地で一揆を起した。特に茨城県や三重県で起った一揆は大規模だった。