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平将門の乱

たいらのまさかどのらん


[平将門の乱]
10世紀前半に関東で起こった内乱。平将門は、935年に父の遺領問題で伯父平国香を殺害。939年には武蔵国司と足立郡司の争いを調停。さらに常陸に進攻し国府を焼き払って後、下野・上野の国府を攻略。一時関東を支配下において自らを新皇と称した。本拠を下総国の猿島とし、坂東諸国の国司除目を行い東国の独立国家建設を目指したが、国香の子平貞盛と下野押領事藤原秀郷に討たれた。同時期の瀬戸内海で起った藤原純友の乱とともに承平・天慶の乱という。