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尊号一件

そんごういっけん


[尊号一件]
1789年、京都の朝廷と江戸の幕府との間に発生した紛議事件。尊号事件ともいう。光格天皇が朝廷権威の復興を望み、実父の閑院宮典仁親王に太上天皇の尊号を贈ろうとして、老中松平定信にこれを拒否された。定信は武家伝奏らの公家を処分。定信は、対処をめぐり将軍徳川家斉と対立、これを機に老中を退職した。