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西南戦争

せいなんせんそう


[西南戦争]
1877年、西郷隆盛を中心にした薩摩の保守的不平士族による最大にして最後の反政府武力闘争。薩摩の私学生を中心とした士族らに擁された西郷隆盛は3万の兵をもって抵抗したが、熊本城を攻め落とせず、熊本鎮台司令官谷千城率いる政府軍に鎮圧された。薩摩士族が百姓や町人あがりの兵士に敗れたことで、徴兵制による新しい軍事力・警察力の実力が認められた。以後、政府に対する反抗は言論によって展開されていくことになる。