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山東出兵

さんとうしゅっぺい


[山東出兵]
1927年-1928年、全三回にわたって、田中義一内閣が蒋介石率いる国民革命軍の北伐阻止を目的とし、在留日本人の生命・財産の保護を名目に中華民国山東省へ派兵したため、日本軍と国民革命軍の間で起こった戦闘。蒋介石は北伐を完成できず終了、日本政府も、中国の内戦である北伐への不干渉を決定、不用意に戦線を拡大しなかった。しかし、出兵中に起った南京事件、済南事件により中国での反日感情は増大した。