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三億円事件

さんおくえんじけん


[三億円事件]
東京都府中市で1968年12月10日に発生した、日本史始まって以来の巨額の現金が奪われた事件。現在の貨幣価値で90億円という巨額である。東京・東芝府中工場のボーナス3億円(実際は2億9434万1500円)を積んだ日本信託銀行国分寺支店の現金輸送車が、ニセ白バイの警官に現金輸送車ごと盗まれた事件で、遺留品が120点もあったが捜査は難航を極め、1975年、公訴時効成立(時効期間7年) 、1988年、民事時効成立(時効期間20年)となった。 犯人が全く浮かんでこないため、これを題材にしたテレビドラマや推理小説も多数発表され、知名度の高い事件の1つとなっている。